古い扇風機を捨てようとして、ごみ袋に入れてよいのか、それとも粗大ごみの申し込みが必要なのか迷う方は少なくありません。サイズで見方が変わりますし、家電リサイクル法の対象かどうかも勘違いしやすい部分です。
武蔵野市の地域情報メディア『武蔵野ノート』のエリア担当ライター、まさあきです。ごみの出し方は自治体によって違うので、わたしはいつも武蔵野市の公式情報を先に確認するようにしています。
この記事では、大きさや種類による分別の見方から、粗大ごみとの線引き、小型家電回収ボックスの使い方、申し込みの流れまで順番に整理します。
扇風機の種類で変わる分別の見方
ひとくちに扇風機といっても、床置きの一般的なものから卓上タイプ、ハンディファン(手持ちタイプ)まで様々です。武蔵野市では、分別の起点になるのはサイズと、市指定袋に収まるかどうかです。
まず確認したいのは、40Lの市指定有料ごみ処理袋に入るかどうかという点。入って袋が破れないサイズであれば「燃やさないごみ(不燃ごみ)」として出せる場合があります。入らなければ粗大ごみ扱いになります。最新の基準は公式情報でも確認しておくと安心です。
粗大ごみになるかどうかを見るところ

武蔵野市の粗大ごみの定義は、「40Lの市指定袋に入らないもの」です。一般的な床置き扇風機は該当することが多く、粗大ごみとして申し込むケースが一般的です。
自己判断で分解して袋に詰めてしまうと、回収時に問題になることがあります。分解が必要かどうかより、まず元の大きさで袋に入るかを先に見るのが確実です。判断に迷う場合は、市の案内を確認してみてください。
小型家電回収ボックスが使える場面
武蔵野市では、市役所や市内のコミュニティセンターなどに小型家電回収ボックスが設置されています。扇風機は小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)の対象品目に含まれています。
ただし、回収ボックスの投入口には大きさの制限があります。卓上タイプや小さなハンディファンであれば入るかもしれませんが、床置きの通常サイズは入らないことがほとんどです。利用前に最新の回収条件を確認しておくと安心です。
サーキュレーターはどう扱うか
サーキュレーターは扇風機とは別の製品ですが、ごみの分別上の扱いはほぼ同じです。武蔵野市では品目名よりも「40Lの指定袋に入るかどうか」がまず起点になります。
迷いやすいのが、コンパクトなサーキュレーターです。見た目が小さくても、ボックス型のため袋に収まらないケースがあります。わたしも実際に試してみて入らなかった経験があるので、先にサイズを測るか、袋に入れてみてから判断するのが確実かなと思います。
コードや電池がある場合に気をつけること
電源コードは、扇風機本体から切り離さずそのまま出してかまいません。切って別途出す必要はありません。
注意が必要なのは、ハンディファンや充電式の小型扇風機です。内蔵リチウム電池が取り外せない製品は、通常の不燃ごみや粗大ごみとして出せない場合があります。回収方法が別に定められていることもあるため、電池の種類と取り外しの可否を先に確認しておきましょう。
家電リサイクル法の対象品目との違い

家電リサイクル法の対象は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機の4種類(品目としては6種)に限られています。扇風機はこの対象外です。
「家電だから家電リサイクルで捨てるのかな」と思いやすいですが、扇風機は対象外です。買い替え時に店頭で引き取ってもらえるかどうかは、各店舗のサービスによって異なります。

扇風機は家電リサイクル法の対象外なので、武蔵野市のルールで処分できます
買い替えや引っ越しで急ぐときの出し方
粗大ごみの戸別収集は事前申し込み制で、収集日まで日数がかかることがあります。引っ越しや買い替えが決まっている場合は、早めに確認しておくと安心です。
急いで処分したいときは、武蔵野クリーンセンター(緑町3-1-5)への直接持ち込みという方法があります。持ち込みは市内の一般家庭から出たものなど条件があります。戸別収集で間に合わない場合は、先に持ち込みが可能かを確認するのが一つの手です。
申し込みが必要なときの流れ


粗大ごみとして出す場合は、事前申し込みと処理券の購入が必要です。
電話(0422-60-1844)またはインターネットで申し込みます。
指定されたポイント数の処理券を市内の取扱店で購入します。
処理券に氏名または受付番号と収集日を記入し、見やすい場所に貼って出します。
電話受付の時間やインターネット申し込みの運用は変更される場合があります。申し込み前に最新情報を確認しておくと安心です。
よく迷う分別の確認先について
「これは不燃ごみでいいのか、粗大ごみになるのか」という判断に迷ったとき、わたしがまず見るのは武蔵野市の公式サイトのごみ分別ページです。品目ごとに調べられる検索ページがあり、扇風機のような季節家電も確認できます。
制度や基準は変わることがあるので、記事の内容も参考程度に使っていただき、最終的には公式情報で確認するのが安心です。
やりがちな勘違いと注意点
先に結論を言うと、扇風機で多い勘違いは「家電リサイクル法の対象だから店に持っていけばよい」という思い込みです。対象は4種類の家電に限られています。
- 分解して出すのは避ける
-
元の大きさで粗大ごみにあたるものは、分解しても粗大ごみとして扱われることが一般的です。
- 充電池内蔵モデルは別確認
-
リチウム電池が取り外せないタイプは、別の回収方法が案内されている場合があります。
- 申し込みなしでは収集されない
-
粗大ごみは事前申し込み制です。申し込みなしで出しても回収されません。
向かないケースと別の選択肢
まだ動く扇風機なら、リサイクルショップへの持ち込みや、フリマアプリでの譲渡を検討できます。ただし、古すぎるものや状態の悪いものは引き取ってもらえないこともあります。
- 比較的新しく動作するもの
- 外観の汚れや破損が少ないもの
- 部品が揃っているもの(リモコン含む)
上記のような条件に当てはまると、買い取りや譲渡につながることがあります。処分を急がないなら、一度確認してみるのもよさそうです。
処分を決めたら今日できる一つのこと
扇風機の処分で一番最初にやること、わたしがすすめるのはサイズの確認です。40Lの指定袋に入るかどうか、まずそれだけ確認すれば、不燃ごみで出せるのか粗大ごみの申し込みが必要なのかが見えてきます。今日の夕方、捨てようと思っている扇風機の前に立って、高さと幅を目安に袋に入るかどうか確かめてみてください。
粗大ごみと分かったら、武蔵野市粗大ごみ受付センター(0422-60-1844)への電話かインターネット申し込みが次の一歩です。収集日程は時期によって変わることもあるので、引っ越しや買い替えの予定がある方は早めに確認しておくと余裕が生まれます。
この記事が、扇風機をどの区分で出せばよいか迷ったときの参考になればうれしいです。実際の運用や受付状況は変わることもあるため、出す前に武蔵野市の公式情報を確認しておくと安心です。













