武蔵野市自然の村という名前は見たことがあっても、どんな施設で、どう使うのか、行くまでに何を準備すればいいのかは、少し分かりにくいですよね。
武蔵野市内の生涯学習や施設情報を書いている、『武蔵野ノート』エリア担当ライターのまさあきです。わたし自身、施設の名前は知っていても、どこにある施設なのかが長い間なんとなくしか分かっていませんでした。
今回は、施設の全体像、申込前に見たい利用条件、現地設備と持ち物の考え方を整理します。あわせて、自然体験や日帰りBBQの候補として見ておきたい関連施設も紹介します。
武蔵野市自然の村はどんな施設か
武蔵野市立自然の村は、千曲川の源流に近い長野県南佐久郡川上村にある、武蔵野市の野外活動施設です。市の施設でありながら、所在地は長野県という点が最初の戸惑いになりやすいところです。
宿泊棟、キャビン棟、テントサイト、野外炊事場、ハイキングコース、天体観望施設など、複数のエリアを備えた複合型の野外施設です。
「市の施設」という性質上、公共の宿泊施設に近い感覚で利用できますが、申込みや利用対象に条件があるため、自由に誰でも予約できる宿泊施設とは少し違います。
どこにあって、どう行くのか
所在地は長野県南佐久郡川上村で、武蔵野市から車で3時間半ほどかかります。吉祥寺や武蔵境を起点に考えると、日帰りではなく宿泊前提で計画したほうがよい距離感です。
利用申込みの窓口は、武蔵野総合体育館3階にある野外活動センターです。現地へのアクセスを調べる前に、まず「自分が申込み対象に入るか」「窓口でいつ申し込めるか」を確認する流れになります。
季節によっては直行バスが運行されることもあります。ただし、バスの運行有無や定員、申込方法は年度や時期で変わるため、利用したい場合は公式の最新情報を確認しておくと安心です。
予約前に見たい利用条件
まず押さえておきたいのは、申込みができる人の範囲です。武蔵野市民、市内在学・在勤の方、三鷹市・小金井市・西東京市の住民などが対象とされています。年度の利用案内で対象範囲を確認してから進めるのが確実です。
申込みは、利用開始日の2ヶ月前から2日前までの間に、野外活動センターへ直接出向いて行います。電話だけで完結する予約ではなく、来館での申込みが基本です。先着順ですが、9時の時点で申込みが重複した場合は抽選となります。
宿泊できる日数は原則3泊4日までです。冬期は1泊2日までが基本ですが、日程によって扱いが変わる場合があるため、利用したい時期の案内を確認してください。
宿泊棟の種類と料金の見方
宿泊には「中央棟」と「キャビン棟」の2種類があります。それぞれ用途や宿泊人数の規模が違うので、グループの人数や過ごし方に合わせて選ぶことになります。
- 中央棟(大人1泊)
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1,000円(小・中学生は400円)
- キャビン棟(大人1泊)
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200円(小・中学生は100円)
- 食事(中央棟)
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朝食・昼食・夕食の料金は年度の利用案内で確認
宿泊料金や食事料金は、年度ごとに案内内容が更新されることがあります。申込み前に、最新の利用案内PDFや公式ページで料金、支払い方法、食事の注文期限を確認しておくと安心です。
周辺・関連で見ておきたい施設3つ
自然の村に申込みが取れない時期や、まずは日帰りで自然体験を試してみたい場合に、一緒に知っておくと動きやすい施設を3つ整理しました。
- 廻り目平キャンプ場(長野県川上村)
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自然の村と同じ川上村にあるキャンプ場。フリーサイトは事前予約不要で利用できる案内がありますが、混雑状況や営業期間は事前確認がおすすめです。
- 武蔵野中央公園バーベキュー広場(武蔵野市)
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市内で日帰りBBQをしたいときの候補。利用には予約が必要で、人数や利用時間のルールがあります。
- 武蔵野公園バーベキュー広場(府中市)
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都立武蔵野公園内の広場。ネット予約と電話予約で受付開始時期が異なるため、使いたい日が決まったら早めに確認したい施設です。
3つとも予約ルール、キャンセル方法、持ち込み条件が異なります。自然の村と同じ感覚で考えず、それぞれの公式情報を見てから予定を組むのがよさそうです。
施設ごとの特徴と使い方の違い
廻り目平キャンプ場は、自然の村と同じ川上村にある日帰り・宿泊両対応のキャンプ場です。
フリーサイトは事前予約不要で利用できる案内が出ています。料金は年度によって更新されるため、入場料、幕営料、バンガロー料金、受付時間は川上村や金峰山荘の公式情報で確認してください。営業期間や混雑状況も、出発前に見ておきたいポイントです。
わたしが最初に気になったのは、予約なしで行けるとしても本当に入れるのかという点でした。受付時間内に現地で手続きする形なので動きやすさはありますが、連休や登山シーズンは混雑も考えておいたほうがよさそうです。
武蔵野中央公園バーベキュー広場は、武蔵野市八幡町にある都立公園内の広場です。
利用には予約が必要で、予約受付期間、人数上限、利用時間などのルールがあります。器具のレンタルや食材販売の有無も確認してから準備すると、当日の持ち物で迷いにくくなります。
武蔵野公園バーベキュー広場は、府中市多磨町の都立武蔵野公園内にあります。ネット予約は利用日の2ヶ月前から、電話予約は1ヶ月前からという案内があるため、予約方法ごとの違いを見ておくと安心です。
持ち物で迷いやすいところ
自然の村の敷地周辺には売店がない案内が出ています。現地で買い足せるものは少ないと考えて、飲み物や薬、必要な消耗品は出発前にそろえておくほうが無難です。
- 飲み物・お菓子などの補給食
- 常備薬や必要な衛生用品
- 虫よけと朝晩用の防寒着
- 現金やキャッシュレス決済など、支払い方法に合わせた準備
食事のアレルギー対応は行っていない案内があります。必要な場合は、申込み前に公式情報を確認し、個人で準備する前提で考えておくと安心です。
移動と天気で負担が出やすい場面

片道3時間半、行き帰りの体力も込みで計画したほうがいいですよ
車で片道3時間半という距離は、小さな子どもを連れている場合や高齢の方が同行する場合に、移動そのものが疲労になりやすいです。
当日の天候は、武蔵野市内と川上村で大きく異なることがあります。出発前は武蔵野市の天気だけでなく、川上村周辺の天気や気温も見ておくと準備しやすくなります。
入村時間や遅れる場合の連絡方法も、利用案内で確認しておきたい項目です。移動時間に余裕をもたせておくと、現地到着後の動きも落ち着きます。
今の工事状況を先に確認したい
自然の村では、年度や時期によって利用できるエリアが変わることがあります。特にキャビン地区、野外炊事場、広場、テントサイト、ハイキングコースは、改修工事やイベントの影響を受ける場合があります。
令和8年度は、キャビン地区の利用可能期間や7月以降の利用制限について公式のお知らせが出ています。行きたいエリアや時期が決まったら、最新の工事情報を公式で確認してから申込みに進む流れが安心です。
工事情報は武蔵野文化生涯学習事業団の公式サイトで更新されています。古い記事や過去年度のPDFだけで判断しないようにしたいところです。
予約から当日までの流れ
見落としやすいのが、変更やキャンセルの扱いです。キャンセル料の発生タイミングや金額は、年度の利用案内や旅行条件説明書で確認しておく必要があります。
開村期間、利用対象、工事情報、空室情報を公式で確認します。
武蔵野総合体育館3階の窓口へ、必要な費用や書類を確認したうえで申込みます。
食事の注文やテント貸出、スノーシュー貸出は、数や条件に限りがあります。必要なものは申込み時にまとめて確認しておくと安心です。
売店がないこと、食事のアレルギー対応がないこと、薬や衛生用品を自分で準備する必要があることは、家族での利用時に抜けやすい確認事項です。わたしは最初に利用案内を読んだとき、食事まわりと薬の準備は見落としやすいと感じました。
公式情報の確認先はここ
利用申込みや空室確認の窓口は、公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団の野外活動センターです。武蔵野総合体育館の3階にあります。
- 窓口電話番号
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0422-54-4540
- 開設時間
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9時00分から17時00分
- 休館日
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毎月15日、年末年始、臨時休場など。15日が土曜・日曜・祝日の場合は翌平日が休館日となる案内があります。
利用案内PDFは年度ごとに更新されています。古い年度の資料をもとに準備してしまうと、料金、期間、利用できる施設、申込み条件が変わっていることがあります。
今週末にできる一つの動き
行ってみようかなと思ったら、まず利用案内の最新版を公式サイトで確認して、行きたい時期が開村期間に入っているか、工事で使えないエリアがないかを一度チェックしてみてください。
申込みには窓口へ行く必要があります。市内から立ち寄りやすい人は、普段の外出のついでに野外活動センターで資料や空き状況を確認してみるのも一つの方法です。
自然の村だけでなく、廻り目平キャンプ場や市内・近隣のBBQ広場など、候補を複数持っておくと日程の調整がしやすくなります。まずは「開村期間」と「工事情報」を確認するところから始めると、次に何を準備すればよいかが見えやすくなります。













